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4月, 2025の投稿を表示しています

わが師・わが友―内間直仁先生―

内間直仁先生は、論文のネタになるような事柄を数多く提供してくださる内容でした。 内間先生は、琉球の方言で千葉大学を経て、最後は故郷の琉球大学の教授で定年されました。 

わが師・わが友―小渕朝男先生―

 小渕朝男先生には、教育原理を教わっていました。 グループワークが多かった記憶があります。 ニコニコしながらも、取り組みぐあいが不真面目な学生は、遠慮なく単位認定しないという 先生でした。 そういう厳しさも大切だと思います。

わが師・わが友―佐藤保先生―

 佐藤保先生の中国古典詩の講義は、放送大学、NHKラジオ、公開講座など、あちこちで受講しました。テンポのよい講義で、聞きやすく、楽しい講義でした。 また、時々話す雑談も大変愉快で、中国古典詩の世界を堪能しました。

わが師・わが友―濱道彰先生―

濱道彰先生には、高校三年生のときに教わりました。 古文と漢文です。漢文は、荻生徂徠以来の直読 方式で最初に読み、 二回目に訓読するというスタイルでした。 味わいのあるご講義でした。 教頭職を務めたのち、東京から故郷の岩手に戻られてから、間もなく脳内出血で急逝されてしまい、残念でした。

わが師・わが友―岡崎正継先生―

 岡崎正継先生の講義は、絶品でした。国学の流れを踏まえた、すばらしい内容でした。『源氏物語』『平家物語』の語法、『日葡辞書』の研究を主に受講していました。 惜しいのは、岡崎版邦訳日葡辞書の刊行がなされなかったことです。ご講義で、準備はされていたのですが、残念です。

わが師・わが友―古田東朔先生―

 古田東朔先生のご講義は、大学院生のころに、二年間拝聴しました。 甘いものが好きな先生で、タバコと甘いものが好物でした。 和田利政先生が國學院大學の大学院のご講義にお招きくださり、8年近くご講義 してくださいました。 貴重な文献を見せてくださり、味わい深い内容でした。晩年ということもあり、声も通りが悪い状況でしたが、少人数の大学院のゼミ方式の講義でしたので、よい勉強になりました。 幕末から明治にかけての『遠い崖』という小説を薦めておられました。また、佐久間鼎、三尾砂、三上章についても注目しておられました。