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6月, 2025の投稿を表示しています

わが師・わが友―島内裕子先生―

 島内裕子先生の日本文学の対面講義と放送授業は、たいへん面白く、勉強になる内容でした。文学の流れを踏まえた、たいへん視野の開ける、巨視的な視点を提供してくれるものでした。四年ごとにテーマを変えてくださり、どのご講義も特色あふれるもので、今後もご定年まで放送講義を聞かせていただこうと思っています。

わが師・わが友―清水義昭先生―

 清水義昭先生とは、懇親会では何度かお会いしましたが、豪放磊落といった先生でした。また、講演会を何度か拝聴しましたが、『土佐日記』についてのもので、興味深い内容のものでした。古典の国語学といった感じのもので、惹きつけられる内容でした。

わが師・わが友―姫野昌子先生―

 姫野昌子先生は、杉浦先生のゼミでご一緒させていただきました。ほかに、日本語教育の放送授業などで拝聴しました。 視点が日本語教育ということで、発表に対して、貴重なご発言が多かったように記憶しています。姫野先生の三尾砂に関するご論文は、たいへん興味深く拝読した記憶があります。

わが師・わが友―野山嘉正先生―

 放送大学大学院の修士課程が設置されたときの一期生として入学したとき、指導教授が野山嘉正先生でした。ただし、内容が日本語学史だったので、実質の指導を行ったのは杉浦克己先生でした。 野山先生の講義は、近代の韻文を中心としたもので、文学史的な内容でした。また、時枝誠記の文法に詳しい先生でした。

わが師・わが友―林武先生―

 林武先生のご講義は、川端康成の『雪国』『伊豆の踊子』でした。川端康成の作品作家研究のような感じでした。 川端康成のなくなったときのお香典が新潮社の3億円、じっと目を見る癖、娘婿が川端香男里などの話が記憶に残っています。