わが師・わが友ー杉谷寿郎先生ー
杉谷寿郎
杉谷寿郎先生は、私が拝聴した当時は、本務校が日本大学の教授で、二松學舍大學には非常勤でお越しでした。当時、私の拝聴した杉谷寿郎先生のご講義は、プリントで抜粋版の『後撰和歌集』でした。毎回、ご講義に入る前に、雑談から入るのが通例でした。そして、5分ほどの雑談のあと、朗らかな雰囲気のまま、プリントのテキストを読んでいきました。ゆったりと、噛みしめるような和歌の味わいを教わることができました。
片桐洋一さんのお書きになった『歌枕・歌ことば辞典』(角川書店)を必ず読んでレポートを書くようにと、いうご指示がありました。当時、この本は絶版でしたが、名著の誉が高く、後に笠間書院から再版されたときには、すぐに購入しました。すばらしい本でした。この本がきっかけで、後に法政大学では、間宮厚司先生のもとで、卒論を和歌で書くことになりました。
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