わが師・わが友―青山忠一先生―

 青山忠一先生は、暉峻康隆の門下の方でした。主に近世の仏教文学のご論考をお書きでした。お書きになる論文は、たいへん難解でしたが、非常にわかりやすい授業でした。「好色五人女」と「研究方法」という講義を受講していました。『浄土三部経』『共産党宣言』は必ず読むようにと、薦められました。物事を多角的に批判的に見ていくという方法がたいへん参考になるご講義でした。

定年退職後の晩年は、カルチャー講座やOB会主催の文学散歩でご一緒させていただきました。生涯、活動をされていました。

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